柏の葉Mobility Forum2017で講演を行いました。
2017年2月18日,東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライトにおいて,「柏の葉Mobility Forum 2017」(主催:かしわ移動支援ロボット実証実験推進会議)が開催されました。 柏市では,2016年7月から「セグウェイキャンパスツアーin柏の葉」を開始し,モビリティロボット(搭乗型移動支援ロボット)の公道走行に取り組んでおり,当協議会はアドバイザーとして協力しています。 本フォーラムは,東京大学の先端的な研究の発表に加え,つくばモビリティロボット実験特区により公道走行を実現した「つくば」,経済産業省の企業実証特例制度を活用して実証実験を進める「二子玉川」,自動車メーカーとして実証実験を展開する「トヨタ自動車」,柏市・柏市民主体の柏の葉セグウェイクラブ・千葉大学及び東京大学が連携して取り組む「柏の葉」のモビリティロボットの公道走行に取り組む4主体が集まり,モビリティロボットの現在と今後の可能性についてディスカッションを行いました。 |
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基調講演
フォーラムの最初の講演として,「搭乗型移動支援ロボットと規制緩和への歩み」と題して,飯村事務局長が講演を行いました。ここでは,モビリティロボットの公道走行が可能となるまでの経緯やこれまでの規制緩和の歩みについて,また,セグウェイをはじめとする様々なモビリティロボットについて紹介を行いました。 | ![]() |
パネルディスカッション
講演の後は,「これからの都市とパーソナルモビリティ」をテーマとしたパネルディスカッションにパネリストとして登壇しました。
【コーディネーター】 東京大学生産技術研究所 准教授 中野 公彦 氏 |
【パネリスト】 ○つくばモビリティロボット実証実験推進協議会 飯村 通治 氏 〇二子玉川地区交通環境浄化推進協議会 橘 たか 氏 ○柏の葉セグウェイクラブ 村田 良介 氏 ○柏の葉アーバンデザインセンター 坂齊 豊 氏 |
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第一部では,各パネリストが各地域で行ってきたモビリティロボットの公道走行の取組についてのショートプレゼンを行いました。
当協議会からは,立ち乗り型や座り乗り型のモビリティの様々な利活用方法について紹介を行うとともに,モビリティロボットの可能性と規制緩和に向けた都市関連携の重要性について発表しました。
第二部では,モビリティロボットの実用化と今後の活用方法について,会場からの質疑応答を交えてのディスカッションを行いました。
モビリティロボットを活用した「まち」の魅力度の向上,「ひと」と「ひと」のコミュニケーションの活性化が挙げられるとともに,各地域での取組や課題の相互の情報共有・連携について意見が交わされました。
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